美大受験コース(通信講座プラス対面授業)概要

美大受験コースは、通信教育プラス、アトリエでの対面授業として開講しています。

本格指導いたします。相談もお受けいたします。(美大受験講師歴17年以上、各学科合格実績)

美大受験講師としては、様々なジャンルの指導経験があり、各ジャンルの合格実績があります。絵画教室アトリエカンノでは、美大一般受験コース美大推薦入試コース設けました。事前に志望専攻について、実技試験、についてご相談ください。

 

 

 

 

美大受験について

仕事柄、美術大学やデザイン系専門学校等の進路相談や悩み相談を受けることが多いです。

その際、当然、実技試験についての疑問質問は常にありますが、段々掘り下げていくと、自分はどの専攻を選ぶべきか?自分は将来どのような職業に就くのか?本当に希望している専攻で良いのか?倍率の高い専攻=レベルが高く就職も良いのか?そもそも就職はできるのか?いや、美大で本当に良いのか?という悩みがでてきます。

自分と直接と向き合い解決すべき、大切な人生に関わる問題が目の前に現れるわけです。それも受験生になるまで深く考えたこともなかったというケースが多いです。

 

特に美大は最初から専門分野。4年間でやりたい方向を決めるのではなく入学する前から決まっていなければなりません。4年間で制作や研究を深めて、自分が本当にやりたい専門の職業に就きます。

ですから、美大受験では、「受験」「競争」「偏差値レベル」という受験全般に「ありがちな価値観」から物事を考えること自体が間違いなのです。美術、デザインなどのクリエイティブな仕事は、「ありがち」からはじめたら無用なものが生まれるだけです。ステレオタイプな考えを繰り返しても何も起きません。「発見、アイデア、工夫」をして根気よくゼロから新しい物を創りだす仕事なのです。そして、そもそも一般大学の受験とは、やり方や性質が異なります。

 

じゃあ受験、どうすればよいの?・この問いを解決するには、「受験」からではなく「自分、将来」とか「仕事、職種」というもっと先の未来を目的に設定して、そのために必要なスキルや考え方、知識、経験は何なのか?それを得るためにはどこの大学、専門学校、専攻にいくべきかをリサーチし、熟考してください。目標が決まれば受験勉強の仕方も見えてきます。発見があります。目標設定と発見があればモチベーションにつながります。モチベーションは、実技対策をする際最も大切なものです。上達も早く、少々の失敗も乗り切れます。なぜでしょうか?10代後半の若い美大受験生に自分から生まれた最も信頼できる「価値観」が生まれるからです。これは成長であり、自信につながります。

 

ですが、美術の分野を理解することは、実技も含め地道で少し時間のかかることです。ですから、早い時点で始めることをおすすめします。やってみて違うな、こっちではないな、と思えば美術の経験を切り口に、また探せば良いのです。各分野は社会の中で、繋がっているものですから、必ず見つかります。大事なのは、たった今発せられた自身の意欲なのです。

事前のご相談、質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。無料体験も実施しています。