美大一般受験コースについて(通信講座プラス対面授業)
デザイン工芸科
多摩美、武蔵美、造形大、女子美大、日大芸術学部などのデザイン、工芸系を目指す高校生、浪人生を対象にしています。通信授業(自宅課題)とアトリエでの対面授業の両方を受講という授業形態で展開しています。
高校生活などを配慮して、生徒さんそれぞれの学習ペースやスケジュールをご相談の上決めさせていただいています。課題をこなしながら、無理のないよう調整しながら美大受験対策を展開していきます。
メールやライン等のやりとりで作品の講評に加えて直接対面授業も行い、美大受験に必要な、基本的な技術が身につくよう指導していきます。
最終的には、入試時間に合わせて完成できるようにスキルや理解力を上げていきます。
また、志望専攻分野についての疑問質問などにも対応し、将来の職業等に結びつくような情報や、レクチャーも織り交ぜながらの授業内容も考えております。
★無料体験も実施しています。
★対面授業は、基本土曜日(時間応相談)に行います。1回90分です。
授業料について
年間一括(4月から翌年2月まで)19,7400円
1期 4月 5月 6月 7月 (18週) 75,600円
2期 8月 9月 10月 11月 (17週) 71,400円
3期 12月 1月 2月 (12週) 50,400円(年末年始1週間は休み)
☆3月まで入試がある場合はその期間の授業料が別途発生します。
☆高2生までは、3月も授業があります。3月分16,800円授業料が別途発生します。
◉授業料は、銀行振込で指定口座に各期の開始前にお支払いください。分納についてもご相談ください。
◉途中入会の場合、終了した期間の費用は差し引きます。
◉一度支払われた授業料は原則として払い戻しはできません。
構造を見る
構造的な見方を一つ一つ丁寧に指導します。構造を把握することが分かってくると途端に描けるようになることがあります。ただ見るだけではなく、対象を裏の裏まで理解するということといことです。これが観察するこだと思います。
楕円系のモチーフは生活の至るところにありますね。瓶、コップ、皿、タイヤ、椅子などなど。でも正確に描くためのルールは一つ。これさえ忘れなければあとは、応用のみです。日常でもあらゆる物を構造的に変換してみましょう。
卓上構成デッサン
卓上構成デッサンは自分でモチーフをセットして机で描きますが、配置の仕方を手前、中間、奥という具合に
空間構成して描くと、絵に奥行きを表現しやすくなります。
複数のモチーフが隣りあったり、重なったりするので
仕上げは、描き込みと描き分けが大切です。
描き分けると、クリアーになっていきますが、
何よりもその効果によって絵が変化するところが面白いです。立体感、存在感につながり、実感が伴っていきます。観察と手仕事による根気のいる作業が、一気に報われます。
手を描く
稜線と明度差について
稜線はどこなのか?観察から、自分で判断することが鍵になります。 それとともに光の方向を意識しながら、明度を予測して描くことがポイントです。 あるいは、照明を当てて稜線と明度差を発見することも大事です。
手前と奥 距離感と細部の描きこみの度合い
絵には、手前と奥が必ず存在します。当たり前ですが。 手前はピントを合わせるようにすると、前に出てきます。 その為に、細部をより詳しくはっきり描くことで効果がでます。 観察力と根気がいる作業です。
手のクロッキーさらっと日課20分
間違ったっていい、描きたい時、好きに描く20分。気ままな時間が意外と効く。
美大を目指す皆さん、クロッキーは毎日やりましょう!
手を描く
グーのデッサン グーのポーズは、手自体が、塊になるので手を立体として捉えるためのポーズとしては最適です。手も面で捉えられ、パースが関わる構造体だということを意識して描きます。
手を描く
手を観察するときに一定の視点で観察するようにしましょう。
手にも当然パースがはたらきますので、自分が今、一点透視でみているのか?二点透視でみているのか?を把握して描き始めることも大切です。
手を描く
「手を立体的、空間的、構造的に把握する」ためのクロッキー
クロッキーをする際に、アウトラインばかりに捉われてはいけません。 内部の構造を理解することが大切です。
骨格、比率をよく調べた上で、稜線や面で構造把握してみましょう。
面と面の境目「稜線」を自分なりにきちんと把握し、稜線を描いてみる。 そして、明暗差も意識します。
また、手全体の「正中線」(太赤線)と各指の「正中線」 をそれぞれ描いてみます。正中線より手前は大きく、奥が小さくなる。 するともっと、立体的(面、稜線、明暗)、空間的(手前、奥、正中線) な把握ができるようになります。
瓶を描く
明度と配色と色相環の関係
配色をする際、明度とのつながりを考えます。そして、常に色相環が要となります。