アニメーター、漫画家を目指す生徒さんも当教室を受講されています。
デッサンの基礎がやはり必要であるという考えをお持ちになって学びに来ていらっしゃいます。
アニメ、漫画となると、人体描写はもちろん外せません。
骨格、関節、比率、動作、表情など学ぶべき要素が詰まったモチーフです。
複雑な構造ですので、独学ではなかなか重要なポイントに気づかないこともあります。そのお力添えをさせて頂いています。
その際、意外と使えるのが、画像の人体模型。
描いていると、どうしても構造把握、立体把握がしづらいポーズ、動作があります。その際、ちょっとした模型があるだけで、気づき方がに差が出ます。
デッサンの基礎を経ていれば、模型でも効果的だと思います。
そして、ほとんどの生徒さんに立ちはだかる難題、「手」。
手は、指5本(10個を超えるの関節)手のひら、手の甲、手首などたくさんの要素が集まったモチーフですので、それが動くと当然複雑になります。
キャラクターを決定し、最重要とも言えるのは顔かもしれませんが、手は、顔のように表情豊かで、道具を持ち、使い、意志をも伝えます。
生活において、重要な役割があり、意識と密接な関係にあります。
ですから、アニメ、漫画などの物語の中では、とても重要なモチーフなのです。
アニメーション、漫画は、顔(キャラ)を描くことが最もやりがいがあり、醍醐味です。しかし、顔以外の部分は、ほぼ写実。リアルです。ですので、人体について、デッサンについての学習がどうしても必要なのです。